うちは大人二人暮らし。連れが元々もっていた一人暮らし用の冷蔵庫を使っていました。
容量はなんと138L。自炊も多く、特にコロナ禍になってからはほぼ毎日だったのですが、この容量で3年近くやってきました。よく乗り切ってきたな…
食材だけならなんとか入るのですが、夏は作った料理も傷み防止のために冷蔵庫に入れたいとなり、いよいよ回らなくなります。冷凍庫の様子が時々不調だったこともあり、夏前に購入に踏み切りました。
店頭に行って実物を見ながら説明を聞いて最後まで迷った3商品をご紹介します!
二人暮らし用冷蔵庫 条件の考え方
容量は300Lクラスの冷蔵庫
もともと冷蔵庫の上にレンジを置いてました。一人用サイズ(100Lクラス)だと、高さ的にも構造的にもそれが可能なモデルが大半のよう。
270Lクラス前後サイズでも、それが可能なモデルがあります。レンジ置き場に困りそうなのでそのサイズも魅力だったのですが、選択肢は少な目。気に入るものがなく。レンジを置くことはあきらめて、もう1つ上のサイズにしました。
もともと138Lだったということもあり、400Lクラス,500Lクラスなどは考えず、300Lクラスで探しました。
デザイン重視の冷蔵庫 残ったのは日立・三菱・東芝
二人の好みですが…メーカーロゴが大きかったり、曲線的なデザインは好きでなく、シンプルなもので探しました。
パナソニックは持ち手部分が大きくへこんでいて、機能的だけど好みでない。
シャープは…プラズマクラスターのロゴがどうしても気になり、この3メーカーで比較することにしました。
野菜室が真ん中
今大半そうですけどね。冷凍庫よりも野菜室のほうが日々使うので。
高機能を意識するなら400Lクラス以上がおすすめ
メーカーにもよりますが、テレビCMやカタログのトップでおすすめしているような最新機能がついているのは400Lクラス以上がメインにあります。300Lクラスの印象は、「200Lクラス以下よりも基本機能があがっているが、特殊機能は少な目」という感じで、機種によって1つ2つ機能があればラッキー、という感じ。
機能にこだわりがある場合は300Lクラスだと選択肢が減るので、容量的には300Lで十分だとしても、400L以上で探すのもよいと思います。
私は、今までが「冷やす!凍らす!」のみといってもいいようなシンプル冷蔵庫だったので、何買ってもそれよりよくなるだろうと考えて、高機能な冷凍解凍モードのようなものはあまり重視していませんでした。
1.幅54cmが嬉しい 日立R-V32NV(315L)
数少ない幅54cmの冷蔵庫
容量300Lクラスだと幅60cmが標準の中で、珍しい幅54cm。細かい機能より物理的なミニマルさ大事、と思っていたのでこれはとても魅力的でした。
美しく、磁石もつく扉
表面がヘアライン加工というのかな?マットな感じでとても美しく!デザインでいうならこれが一番好きでした。他の製品はガラスドアだったりの他製品はつやっとしているので、珍しかったです。
鋼板3ドアということでドアにマグネット貼りたい方にも嬉しいかも。マグネット活用派って、ガラスドアだと困りますよね。実家の母親とか絶対ガラスドア無理だ。笑
私たちはあまり重視していませんでしたが、自動製氷はもちろん、うるおいチルドとか急速冷蔵とか、最近の冷蔵庫的機能もちゃんとついていました。
300Lクラスのなかで小さく・シンプル・デザイン重視、という方にはぴったりと思います。
正直私はこれがいいと思ったくらいでしたが、他のものも見ているうちにパートナーがもう一回り大きいのが欲しくなったようで候補から外れることに。
2.氷点下ストッカーが魅力 三菱電機 MR-CG33F(330L)/MR-CG37F(365L)
三菱のみ!300Lクラスでの氷温チルド「氷点下ストッカー」
三菱電機の冷蔵庫もデザインがシンプルで好みでした。
「氷点下ストッカー」という超低温冷蔵が300Lクラスでついているのは三菱電機のみ、おすすめですよと店員さんに教えてもらいました。
約マイナス一度の冷蔵ということで、凍らないけど長持ちするそう。
冷蔵で3日、通常のチルドで4日もつひき肉なら、8日。
冷蔵で1日、通常のチルドで2日もつお刺身なら、3日。
え、これすごくないですか!つまり「夕方のスーパーで半額で買った刺身、翌日も食べれるんじゃない…!?」という。よくあることなので、非常にテンションが上がりました。笑
三菱電機だと「氷点下ストッカー」、日立だと「特鮮氷温」、芝だと「氷結晶チルド」という機能名。確かに日立や東芝はどちらも400L以上の機種でしかついていない。これは人気なのわかる。
友人に客観的に薦めるとしたら一番はこれかも。色もデザインもきれい、とってもおすすめです。
ちなみにひとつ前の型なのか、同容量でもMR-CX33F(330L)/MR-CX37F(365L)は氷点下ストッカーはついていなかったのでお気を付けください。
3.野菜好きには!デザインもよすぎる 東芝VEGETA GR-S36SV(356L)
珍しい野菜推し冷蔵庫
「VEGETA」というロゴが目立つ東芝の冷蔵庫。機能名とか特定機種のことかと思ってたのですが、東芝の冷蔵庫全体を「VEGETA」というのですね。
野菜好きのパートナーが関心を持ち始めます。
確かに、肉魚関係の鮮度推しが多い冷蔵庫売り場で、敢えて野菜そのものを名前にしちゃったのはすごい。
野菜の扱いが優れているのでは、と感じます。
300Lクラスのものでも「うるおいラップ野菜室」という推しがたっぷり。この表示に一気にやられました。
300Lクラスで唯一の3段冷凍室
地味に惹かれたのは、冷凍庫が3段ということ。アイスや冷凍ご飯がごろごろと行方不明になりがちなので、引き出しで3つわかれて管理しやすいというのは、わかりやすくいいなぁ、と私が一気に傾きます。300Lクラスでは唯一3段冷凍室だそうです。
デザインがきれい&開発チームの熱量を感じる
そしてデザインもとても魅力的。ガラスドアで直線的であり、真っ白ではなく薄いベージュ。ただ美しいだけでなく、なんだかこだわって作られた感じがするなぁと思っていたのですが、GoodDesign賞のコメントがそれを言語化してくれていました。
新しく発売された商品ということもあり、特設サイトも見ているうちにどんどん惹かれていきました。
肉魚重視・わかりやすく低温チルドがある三菱か、野菜重視・なんだか好ましい東芝か…というところで結局東芝VEGETA GR-S36SVに決めました!
冷蔵・冷凍機能も300Lクラスにしては充実
あまり気にしていなかったですが、一気冷凍機能とか、速鮮チルド・解凍モードというのも300Lには珍しくついていました。
高さを変えられるフリードアポケットというのも、特に必要とは思わなかったけれど、開発者の熱意が感じられてなんだか好ましくなりました。笑
こうして注文したGR-S36SV、既に家に届いていますので、次回はまた使ってみてのレビューを書きたいと思います!
コメント
[…] 前回の記事で書いた通り、迷って迷って新しい冷蔵庫「東芝VEGETA GR-S36SV」を買いました! […]