子どもが生まれたことをきっかけに生命保険を検討、月額受取型の収入保障保険がいいと思い、
候補として、保険料がリーズナブルな3商品にたどりつきます。
詳しくは前回の記事「子供が生まれて考えた、最低限の生命保険」をご覧ください。
候補として、保険料がリーズナブルな3商品にたどりつきます。
詳しくは前回の記事「子供が生まれて考えた、最低限の生命保険」をご覧ください。
子供が生まれて考えた、最低限の生命保険【生保に入るまで①】
生命保険ミニマム派のみなさん。
これまで保険に入っていなかったという方も
子どもが生まれると、なんらか保険に入らなくては、と悩みますよね。
でも今後養育費・教育費が必要になってくるタイミング、保険料を抑えたいのも事実。
本記事で...
商品を比較検討するにあたり、まずは前提条件として特約を考える必要が出てきました。
死亡や高度障害時だけでなく、中程度の障害・介護状態になった時にも保険が下りる
「生活支援特則/障害介護プラン」(保険会社によって名前は様々)を付加することにしましたので、
その経緯や途中で考えたことを記したいと思います。
「生活支援特則/障害介護プラン」(保険会社によって名前は様々)を付加することにしましたので、
その経緯や途中で考えたことを記したいと思います。
特約無しでも「高度障害状態」なら保険金が支払われる
収入保障保険含め、いわゆる死亡保険と呼ばれるものでは、
被保険者の死亡時だけでなく、「高度障害」状態でも保険金が払われる商品が多いです。
被保険者の死亡時だけでなく、「高度障害」状態でも保険金が払われる商品が多いです。
「高度障害」状態 FWDより
対象となる高度障害状態とは、次のいずれかの状態をいいます。
(1)両眼の視力を全く永久に失ったもの
(2)言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
(3)中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
(4)両上肢とも、手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
(5)両下肢とも、足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
(6)1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失った
(7)1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの
(1)両眼の視力を全く永久に失ったもの
(2)言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
(3)中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
(4)両上肢とも、手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
(5)両下肢とも、足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
(6)1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失った
(7)1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの
死亡する確率より、障害を持って生きていく確率の方が高いですから、こういった障害状態で保険金が下りるのはありがたいですね。
「生活支援特則/障害介護プラン」で更にカバーできる障害の程度と確率
ですが、もう少し程度の軽い障害でも支払い条件になる、という特約があるのです。
FWD収入保障保険では「生活支援特則」、
はなさく収入保障保険では「障害介護プラン」という名称です。
はなさく収入保障保険では「障害介護プラン」という名称です。
確率と影響の大きさ で、特約加入を検討する
この特約をつけるかどうか…
私の保険利用の主義は、「可能性が低くても起きた時の打撃が大きく、貯金では備えきれない」ことにのみ利用するというもの。
例えば医療保険には入っていないのですが、
「何らかの病気で入院する可能性は人生通じればそこそこある。でも短~中期入院なら金銭的には人生変わるほどではない。保険より、貯金で備えておいた方がよい」と考えているからです。
「何らかの病気で入院する可能性は人生通じればそこそこある。でも短~中期入院なら金銭的には人生変わるほどではない。保険より、貯金で備えておいた方がよい」と考えているからです。
(保険は金銭的な効果だけではかれるものでもなく、いざというときの心の安心感を買うものだとも思うので、この考えが万人に当てはまるとは思いません。
自分の貯蓄や家族の状況も踏まえた私の場合です)
自分の貯蓄や家族の状況も踏まえた私の場合です)
もともと特約などにはできるだけ入らず・ミニマムシンプルにしたいと考えていたのですが、
この特約に関しては、高リスクのことに対応している気がして、検討してみることにしました。
この特約に関しては、高リスクのことに対応している気がして、検討してみることにしました。
特約を付けるかどうか、
①該当する障害状態になる確率
②その時に受ける金銭的ダメージ(金銭面。働くことに支障が出そうか)
②その時に受ける金銭的ダメージ(金銭面。働くことに支障が出そうか)
を踏まえて考えることにしました。
①身体障害者手帳4級以上になる確率は約1.7%
じゃあ特約で適用される障害・介護状態になる可能性はどの程度あるんでしょう。
FWDさんの資料で見ると、
20~69歳の身体障害者手帳所持者数は、157.1万人(平成28年のデータ)
うち1~4級はその85.6%で135.1万人。
20~69歳の身体障害者手帳所持者数は、157.1万人(平成28年のデータ)
うち1~4級はその85.6%で135.1万人。
当時の20~69歳の全人口は8080万人なので(総務省人口推計より計算 https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2016np/index.html)、
身体障碍者手帳の1~4級保持率は135÷8080で1.7%です。
身体障碍者手帳の1~4級保持率は135÷8080で1.7%です。
1.7%という数字をどう見るかですが、私は結構高い、あり得ることだと感じました。
亡くなってしまう確率よりも、障害を持って生きていく確率の方がずっと高いですよね。
②障害者手帳4級でも、生活への影響は大きいと感じた
この身体障害4級のレベル感についても、FWDさんの資料に掲載されています。
こういった障害を負ってどう感じるのか、なってみないとわかりませんが、
私にとっては、4級だとしても、生活は大きく変わるだろうし、働くこと・稼ぐことに集中するのは難しそうだと感じました。
私にとっては、4級だとしても、生活は大きく変わるだろうし、働くこと・稼ぐことに集中するのは難しそうだと感じました。
障害程度が軽い場合、公的な保証は薄い
それではこんなとき、公の制度に頼ることはできるのでしょうか。
国の障害年金は、障害等級によって給付の可否がきまります。
この“障害等級”は、“障碍者手帳での級”と定義や認定機関が異なり単純に紐づけができないのですが、1~2級の定義は近しいと考えでよいようです。
この“障害等級”は、“障碍者手帳での級”と定義や認定機関が異なり単純に紐づけができないのですが、1~2級の定義は近しいと考えでよいようです。
障害年金で基礎年金が出るのは障害等級1~2級のみ。
障害等級3級は厚生年金のみとなり、月48000円程度です。
障害等級3級は厚生年金のみとなり、月48000円程度です。
30代(約15年の納付)・平均年収300万円・配偶者あり・子供1人とした場合の凡そ給付額
1級:26万円(基礎年金10万円+厚生年金16万円)
2級:22万円(基礎年金8万円+厚生年金14万円)
3級:5万円(厚生年金のみ)
1級:26万円(基礎年金10万円+厚生年金16万円)
2級:22万円(基礎年金8万円+厚生年金14万円)
3級:5万円(厚生年金のみ)
つまり障碍者手帳3~4級程度の障害だと、年金は出ないか、出ても5万円弱と考えてよいでしょう。
仕事もすると思いますが、あまりハードな働き方はできない・したくないはず。
自分だけでなく子供の暮らしも支えるためには、民間の保険に入っておきたいと感じました。
自分だけでなく子供の暮らしも支えるためには、民間の保険に入っておきたいと感じました。
特約がある商品として、FWDとはなさくで検討
長くなりましたが、ここまで生活支援特則/障害介護プランは必要か?を検討し、
特に3~4級の障害を持った時のことを考えて、私は必要という判断を行いました。
特に3~4級の障害を持った時のことを考えて、私は必要という判断を行いました。
その特約があるということも条件に、比較した収入保障保険は2つ。
(1)FWD収入保障
(2)はなさく収入保障
次回の記事では、商品検討についてを記載したいと思います。
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